Lincoln Memorial
Martin Luther King, Jr. Memorial
1963年8月28日
その日、あのキング牧師が
アメリカ首都ワシントンの大群衆を前に
あの有名なスピーチを行った。
2013年8月・リンカーンメモリアル |
25万人もの人数が参加したと言われる
ワシントンでのデモ行進
同時に、メディアが初めて
大々的に放送したイベントでもある。
しかし、実際の参加人数は、あまりの大きさだったため
正確には把握されていない。
参加者の約4分の1は、白人層と言われている。
その時、Martin Luther King Jr.が
リンカーンメモリアルを背に行ったスピーチは
半世紀を経た2013年の今も
全く色あせておらず、
彼のスピーチの手法やスタイルは
現在も、度々、 選挙の頃には特に使われていたりする。
アメリカの公民権運動はキング牧師のみ
が有名というわけでは決してないが、
彼のワシントンでのスピーチは
アメリカの歴史史上、最も超越したものと言わざる得ない。
遠くに細く立っているのが
ワシントンモニュメント
現在、
修復工事のため
上には上れない。
彼ら革命家達の運動がなかったら
今のアメリカはない。
2期目を迎えたオバマ大統領も
大統領のポジションには就けなかった
と言っても言い過ぎではない。
50周年記念の
28日を前に
準備が進む
リンカーンメモリアル。
今の政治を支持する者も支持しない側の者も
アメリカの今が、50年前の公民権を主張していたその時代からは
想像もできないくらいに変化したことだけは確かなことであろうと思う。
キング牧師のスピーチ
I have a dreamの部分。
今年の夏はその50年を記念し、数々の催しが開かれたが
昨日の28/日はその集大成的なイベント。
すでに2期目となったが、
アメリカ初のアフリカ系のオバマ大統領や
クリントン元大統領達も参加した。
アメリカ国内の
メジャーなメディアから
海外のメディアまでが
今回のイベントを
世界中に伝えた。
日本の1963年と言えば
今の天皇の婚儀の年
そしてその翌年の夏は
東京オリンピックの年
そんな時代。
そして半世紀後の今年は
時代が本当に変わってしまったというかなんというか。
イベント参加の為には
セキュリティーチェックが必須で
たった一つしか用意されないゲートであろうがなんだろうが
長時間、待たされることを強制されるような
そんな世の中になってしまった。
それでも熱くアメリカの未来に
心を馳せていた 昨日の人達の瞳は
いつもよりもやはり少し、輝いていたように思える。
参加した人の中には
そのような行列に長時間並んでも
今年の記念イベントに参加することは
意義があったと話していた人もいた。
リンカーンメモリアルの足元には
キング牧師のスピーチの一部分が
刻み込まれている。
桜の頃のマーティンルーサーキングメモリアル
リンカーンメモリアルへ行くには
近くに駐車場がないので
路上駐車。
下の地図のサークル(紫の基点)がリンカーンメモリアル。
Aの方が、マーティンルーサーキングメモリアル。
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